40代主婦がBLにはまりました

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初恋の嵐【凪良ゆう先生】



BL小説のイラストって不思議で、「ああ!!この話には、この作家さん以外考えられない!!」って時ありますよね?

あれって、一体、なんなんでしょうね?

その漫画家さんが持つイメージと作品のイメージが、ドンピシャ!!っとなった時って、面白さが倍増ですよね!!

この小説も、木下先生のイメージそのもので、小説を読んでたら、脳内で木下先生のマンガへとスルスル変換できました。

無自覚に心の中で亭主関白宣言を繰り返す攻めの鈍感さに激萌えな作品です(*^^*)

無自覚攻めが大好物な方は、このまま、レビューを読んでみてくださいね!!うふふ

あらすじ&試し読み


あらすじ
大学生と偽って蜂谷(はちや)の家庭教師に現れた同級生の入江(いりえ)。目的のためなら年齢詐称も厭わない現実主義者だ。有名ラーメン店の跡取りで、将来が決まっている蜂谷は、自分と正反対な入江に驚かされてばかり。共にゲイだと知っても「お互い範疇外だ」と言い続けていたけれど!?
築き上げた友情の壁は簡単には崩せない──こじらせまくった永い初恋v




世間知らずの尽くし受けと、現実主義者のシビアな攻め


有名ラーメン店の跡取りで、将来が決まっているレオレオは、ぼんぼん気質で、世間の荒波など知らない高校生

そんな彼のひどい成績を見て、家庭教師が雇われるんだけど、なぜかやってきたのが、同級生の入江

入江は、「大学生」だと偽証し、家庭教師のバイトをしていたのだ

父親が働かず、兄弟が多い入江は、超!!シビアな現実主義者で、将来の夢は「悪徳弁護士」という食わせ者

お互いが、ゲイだと判明したものの、超現実主義者で口が達者な入江に、まったく敵わないレオレオにとって、彼は「変人のダサ眼鏡」であり、完全範疇外の相手だった。




だったのだが・・・




自分の生まれた環境を卑屈に捉えず、恵まれていない環境を逆にモチベーションに変える入江の持つ魅力に、惹かれていっちゃうのよね・・・

幼馴染でオネエの花沢に「(入江のことが)好きなんじゃない?」と指摘されても、自分の好みとは違うこともあってなかなか認められない

けど、「不思議ね。恋ってそういうものじゃない」と言われ、ようやく、入江のことが好きなんだとレオレオは観念するの

そこから、レオレオの長い尽くし人生が始まっちゃうんだよねー。



出会った高校生から大学生。そして、社会人まで続く初恋の結末!!


将来は弁護士になるべくがんばっているのに、勉強できる環境を持たない入江のために、一人暮らしを決意し、そのマンションの合鍵を渡し、彼が、体を壊さぬよう、健康で美味しいごはんを作ってあげ、彼の大学のスケジュールに合わせて、自分のスケジュールも組むという尽くしまくる生活が始まるんだけど、現実的には、自分は入江からみて、範疇外の相手だという諦めもあって、大学で言い寄ってくる男の子たちとつきあっちゃうレオレオ

でも!!入江に尽くしているんだから、彼氏は、もちろん、後回しになっちゃって、かわいい顔の男の子なのに、処女のまま・・・

常に、自分に尽くしているレオレオに、彼氏がいるとは露ほども想像しない入江

そして、そこまで「いい人」のレオレオのことを「天使」だと思い、将来、悪いオトコに騙されるんじゃないかと心配し「自分以外の男には優しくするな」と無自覚にレオレオを口説く入江

この後、実は、レオレオに彼氏がいることを知って、嫉妬したりするんですけど、それでも、レオレオの恋心に気づかない鈍感な入江・・・

レオレオの親友のオネエ花沢に、「このドーナツ脳!!」って、入江くんが怒られてるんだけど、「ドーナツ脳」とは、うまいこと言うなーと、感心した!!笑!!

そして、ハッピーエンドは、社会人にまで持ち越すのです!!




この作品のここがいい


この作品の面白さは、攻めの入江の鈍感さ!!

レオレオは、入江のことが好きだから、こんなに尽くしているのに、レオレオのことを「面倒見のいい、人がいいお人好し」だと勘違いし、不憫に思い、自分が見守ってあげなきゃ・・・って思っている

そして、「自分以外の男には優しくしてはいけない」などと亭主関白ともいえる宣言を心の中で繰り返してる・・・

あんた・・・そりゃ、もう、レオレオがいないと生きていけない体になっちゃってるよ・・・って、読んでる誰もが思うわけですよ。笑!!

でも、さすがの鈍感な入江も、中盤以降に、レオレオの優しさに、心を救われたり、特別だと思えるシーンが、出てくるんです。

ようやく、鈍感ながらに、レオレオへの気持ちを自覚したのに、今度は、友達期間が長すぎて、告白ができない。

社会人になって、レオレオに告白する、ちょっとマヌケな男性が出てくるんですが、嫉妬しては、ひたすら、それを邪魔するようになっちゃうんですねー・・・

頭もよくて、物事を自分の感情で歪んでみることがない入江が、自分の恋愛になった途端、臆病になる面白さと滑稽さ!!

入江が、レオレオのことを「花畑」とバカにしてた高校生時代から、尽くされてレオレオなしでは生きていけなくなった大学生時代。

そして、恋心を自覚しても、告白ができず、嫉妬ばかり繰り返している社会人時代と、この攻めのいろいろなこじらせ感が、かなり、面白いんですよ。

尽くし体質のレオレオは、木下先生のマンガに出てきそうなキャラクターで、そこの部分も二度美味しい小説なんです。

わたしは、受け重視ですが、それでも、かなり、面白かった!!

複雑な設定も出てこないし、比較的、身近に感じられる初恋物語だと思います!!

電子書籍の方は、電子限定版の書き下ろし番外編「入江孝之の最高で最低な一日」収録されていて、すごく、気になります・・・

また、機会があったら、読みたいですね!!


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