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40代主婦がBLにはまりました

人生半分終わった主婦がBLにはまりました。ボーイズラブの類にご理解のない方はご遠慮ください。時に下品なブログです。ネタバレ有りです。お気をつけてください。
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愛しのニコール【凪良ゆう先生】



去年の年末からはまっている凪良先生ですが、着実に、本が増えていっています。ふっふっふ・・・

今、10冊ほど読んだんですけど、ここまで冊数を重ねてくると、さすがに好みじゃない本も何冊か出てきています。

でも、この先生、文体がやさしくて、小説がニガテな私でも読みやすいので、途中で挫折した本は、今のところ、ゼロです。

これって、わたし的にはすごいことなんですよー!!

私、BLに限らず、小説は、受け付けない設定や文体は、脳が受け入れ拒否をする人なんですよ。

受け入れられない設定でも、文体がドラマチックで読みやすくて、つい文字を追っちゃうんですよね。

最後まで読めせる魅力が、本当に、すごいよなーって、凪良先生を尊敬しちゃってるこの頃です。

では、本日のレビューは、こちら「愛しのニコール」です(*^^*)





あらすじ&試し読み


あらすじ
ド田舎の中学生・久美浜二胡はゲイゆえに病気扱いされ、十四歳にして自殺を決意した。けれどその夜、遠い街からきていた少年・榮の屈託のない態度と言葉に救われ、いじめ回避のためオネエキャラ「ニコール」を演じはじめる。数年後、榮は転校生として再び田舎町に現れた。イロモノに成りはてたニコにも榮は優しかったが、淡い初恋を詰め込んだニコの告白は本気にされず、逆に恋愛相談をされる始末で……。長い片恋のクロニクル。yoco先生の口絵・挿絵も収録。





健気で一途で真面目な主人公「ニコ」の味方になってあげたくなる


健気で一途で真面目。なのに、いつも、何か、ちょっとだけ損をしている。

そんな、この物語の主人公ニコのことを嫌いな人っていないんじゃないかっていうくらい思わず手をさしのべたくなる受けでした。

ど田舎の中学生のニコは、ささいなことで、クラスメイトに「ゲイ」だとばれてしまい、あっという間に、いじめの対象者となってしまいます。

ニコは、母親がおらず、仕事で忙しい父親は不在がちで、祖母と祖父に大事に育ててもらっていて、本当に心根のやさしい子どもなんですが、閉塞感のあるこの田舎でいじめに合い、心の逃げ場をなくし、家にある漬物石を片手に、学校のプールで入水自殺をしようとするんです。

そこに居合わせたのが、都会から、この片田舎へとたまたま来ていた榮(さかえ)

榮は、ニコのことを励ましてくれ、自殺を思いとどまります。榮は、翌日には、都会へと帰ってしまうんだけど、その翌日から、ニコは、「オネエ」というキャラクターを自己演出することで、いじめからの脱却に成功するんですね。

ニコにとって、榮は、初恋の王子様なんです。

いつか榮ともう一度会いたいと願うニコの思いが叶うのが高校生の時・・・

榮は、都会に同級生の片思いの相手を残して、ニコのいる片田舎へと転校してくるんです。

榮は、ニコがゲイだと知っていることもあって、都会に置いてきた片思いへの相談をニコにするんですね・・・・

もうねー・・・・本当に、この前半は、ニコがつらい・・・・榮にニクイ・・・笑・・・

榮も、まさか、ニコの恋しい相手が自分とは夢にも思っていないから、包み隠さず、ニコに相談するんですよね・・・

榮から出る相談の内容は、どう見ても「それは、もう、完全に両思いじゃん!!」って内容で、ニコは、時に素直に応援ができない屈折した思いに苦しみながらも、根っこ部分がやさしいからイジワルもできず、榮を励ましたり、背中を押したりするんですね・・・

自分の幸せをつかもうとしたら、誰かが、泣くかも知れないと、どっちつかずで宙ぶらりんで昇華ができないニコの恋を綴った前半は、本当に、切ないループ・・・・

何度も、ニコはこの恋を諦めようとします。

でも、その度に、榮は、ニコのピンチを救ってくれる出来事が起こるんです・・・・

ニコの恋は、行き場がなく、吐き出す場所もなく、ただただ、自分の中で苦しむもがき、向かい合うしかできないつらいものになってしまうんです。


形勢逆転する後半の小気味よさ


ニコは、高校卒業後、東京で就職をし、榮と榮の片思いの相手は、思いが通じ合い、ふたりで東京で大学生ライフを送るのが後半なんですが、この後半で、ニコと榮の形勢が逆転します!!

いろいろなことがあって、榮と元同級生が破局!!

そして、いきなり榮は、ニコへの片思いを自覚するんです!!

何が何して、どうしてそうなった!!!!

って、いうくらい突然な流れなんですが、榮は榮の元カレへの気持ちが、擦り切れちゃったって感じなんですよね・・・

擦り切れた時に、ずっと、自分の側にいたニコの健気なやさしさにようやく気づいて、ニコのことを大事にしてあげたいって気持ちが生まれちゃったんですね・・・・

けれど・・・・

榮がニコへの気持ちを自覚すると共に、ニコの榮への気持ちも、擦れ切れちゃうんです・・・・

「ガス欠した」って、すごく絶妙な表現をニコがしています。

好きで好きで、好きすぎて・・・その思いが、はじけた瞬間、自分の恋心は昇華しちゃって、どこかへ飛んで行っちゃったんですね・・・

そんな時に、大好きだった榮から告白されても、ニコは、うれしくもなんともないですよね?

ここから、榮が必死になって、ニコの心を取ろ戻そうと必死になるんですが、そこが、読んでて、すごく、小気味いいんですよね。

鈍感さゆえにニコを傷つけ続けてきた榮が、ニコに冷たくされる度に、「フッ・・・いい気味だな・・・」って、私の意地悪な心がふつふつと満たされちゃうんです。

最後は、ちゃんと、主人公二人は、ハピエンを迎えるんですけど、この後半が、ものすごく、わたし的には好きで、リピート読みしています(*^^*)


最後にまとめ


恋愛って、ある意味、タイミングって大事だと思うんです。

そのタイミングが少しばかりズレたことで、くっついたり、くっつかなかったり・・・・

40年も生きていると、恋愛って、情熱だけでどうのこうのなるものじゃなく、タイミングが、最も大事なことなんじゃないかなって思う部分があるんですけど、それを、とても、小気味よく書いてくれている作品でした。

榮とニコは、きっと、平穏で普通で静かな心落ち着ける恋愛をしたいタイプだと思うんです。

そんなふたりだから、くっついた後も、ふたりでいることが一番の幸せって感じの時間を育んでるラストに繋がると思うんですよ。

でも、榮の元カレは、ちょっと、タイプが違うと思うんですよね・・・・

常に恋愛に刺激を求めちゃうタイプっぽい。

常に恋愛に刺激を求めるタイプは、別れ話だって、自分に酔える恰好のシチュエーションなんですよね・・・

たぶん、榮は、ニコのことを少なからずも、初めて会った時から、好きだったんだと思うんです。

でも、それが、友情か愛情かわからない段階で、元カレという自分とは違うタイプの人間に強烈に惹かれてしまった。

きっと、榮の元カレが、ヤキモチばかり焼かなかったら、榮が、潜在意識的にニコのことを好きなことは、一生、気づかなかったんじゃないかなって思うんです。

恋はかけひき・・・恋は、タイミング・・・

使い古されたフレーズですが、まさに、そうだなって読後に深く納得できた作品でした。

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[ 2017/01/31 00:05 ] ■BL小説 凪良ゆう | TB(-) | CM(-)
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