40代主婦がBLにはまりました

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闇を呼ぶ声 -周と西門-【凪良ゆう先生】


凪良先生の新刊です(*^^*)

うちの最寄りの本屋は、BL小説が20冊程度しか置いていないBLにやさしくない本屋ですが、新刊とあって、さすがに並んでいた!!

正月明けにポチした凪良先生の本が、いまだ届いていなくて、凪良先生ロスになりそうな時だったので、あらすじも読まずにソッコーレジに持っていきましたよ。

読んだら、除霊モノでした。オカルト入っています。それでいて、エロナッシングです。

でも、面白かったから、レビュー書きます!!

あらすじ


憑いた霊を引きはがす呼児の周には、それを彼岸へ封じる戻児で唯一の対でもある双子の妹がいた。その妹を亡くして以来、周は力を使おうとせず鬱々と生きている。突然同居することになった親戚の西門にも、胡散くささしか感じなかった。けれど、胸中の痛みを覗かせる彼の言葉は、周の心をほぐしていく。戻児である西門と仮の対となり、妹の死に繋がる怪異を追ううちに周は…。



オカルト・ホラー、サスペンス要素有りの小説です


代々続く拝み屋の本家に生まれた双子の周(あまね)と薫(かおる)

妹の薫は、勝気で明るく、内弁慶でぼっち気質の周を、グイグイ引っ張っていってくれる頼もしい存在で

除霊師としても、霊をその場所から引き離す力を持つ「呼子」、引き離された霊を本来いくべき場所へと封じる「戻子」として、ふたりは、生まれてからずっと一対の存在だった。

なのに、ふたりは、自分たちの力を過信し、大きな失敗を犯してしまい、周は、薫という自分の半身を失ってしまう。

自分の失敗で薫を死なせたと後悔し、それ以来、周の時間は、止まってしまうの・・・

そんな周を心配した父親が頼ったのが、分家筋の10年も出奔していた西門。

最初、周は、西門のことを「人生の脱落者」「無職のアラフォー」とバカにし、もともとのぼっち気質も手伝って、全く、打ち解けようとしないんだけど

この西門が、周より、一回り以上年上で、すごく包容力ある男なんです!!

いつもふざけた感じで、捉えどことがないのに、薫のことをずっと引きずっている周のことを否定せず、常に側に寄り添ってくれて、いざという時に頼りになるんです。

そんな彼と、薫を失った霊の存在を追いかけることになって、常に、一緒に過ごしていたら、そりゃ、恋に落ちないわけはないでしょ?

ぼっち気質で、薫の死を受け入れられず、時間が止まったままの周が、西門と一緒に過ごすことで、どんどん、西門のことを意識していく流れや、心の扉を開けて行く流れが、みごとで、読んでて面白かったです。

でも、西門が周にやさしいのには、ちゃんと理由があるんです。

その理由から、西門は、周のことを受け入れることができないんです・・・

なので、このふたり、くっつくことなく、エロなしです!!

だから、この本は、BLというより、「オカルト・ホラー、サスペンス要素有りの小説」だと思って読んだほうが楽しめるかと思います。

ちなみに、ちゃんと、完結してるけど、恋愛パート部分は、次巻に続く!!だよ


正しいって何?と、考えさせられる部分もあるシリアスな部分要素あり 


この物語に出てくる主要登場人物は、みんな、自分にとって大事な存在を失った人ばかり・・・

たとえ、好きな人が霊になっても好きって、ある意味、究極ともいえる愛ですよね

究極の愛を拗らせて、精神が、もうこの世じゃない世界にいってしまった登場人物もいれば、幽霊となった好きな人と過ごしている登場人物もいて・・・

彼らは、それで、幸せだって言うんだけど、

そこに悲しさを感じちゃうのは、わたしが究極の愛を知らないからかしら?

周も薫のことをどんな姿であっても取り戻そうとするんだよね。

西門は、そんな周を否定しない。「呼子」の周と、一対の「戻子」として協力してくれるんです。

愛の形は、本当、人それぞれですよね。

「なにが幸せで何が不幸せやとか決める権利は、他人には一ミリない」というセリフがあるんですが、そこまで、吹っ切った考えができないから、人は苦しむんですよね。

吹っ切った先が、この登場人物たちの姿だとしたら・・・

やはり、これを究極の愛として認めるべき?

もちろん犯罪レベルで愛を極めちゃうのはダメですが、いろいろ考えさせられることも多かった小説だと思います。



最後にまとめ 


ぶっちゃけ!!周と西門の関係が、好きです!!

こう・・・始まりと終わりで、ふたりの関係性が全然変わってるっていうのが、やっぱり、面白くていいですよね!!

個人的には、このまま、ぼっち気質の周が、西門さんに対してだけ、甘えたさんの子どもちゃんみたいになってくれたら、美味しいと思います。

この巻が、周目線の話なんですね。

次巻は、西門目線のお話になるそうです。

たぶん、西門視点がわかれば、一層、味わいが深まりそう!!

甘さは、そこまでないけど、主役二人の魅力はいいし、点と点がつながっていくサスペンスっぽい部分が面白かったです!!

周は、薫のことを取り戻せるのか!?

西門は、なぜ、周の思いを受け入れられないのか!?

気にある方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね(*^^*)

次巻が楽しみな作品です!!

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